当院での「歯科医師募集」は、他とは全く次元が異なる内容になっています。
当クリニックでの就業にご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。当院は、現理事長の江夏 国禎が新規開業したクリニックですが、鹿児島という地方都市でありながら地域の患者さんに支えて頂き、小規模の歯科医院としては高い自由診療率を誇る東京・大阪・福岡に勝るとも劣らない技術を提供できるクリニックに成長してまいりました。経営状態も非常に良いと顧問である税理士、取引先銀行からもお墨付きをいただいております。
理事長の江夏は52歳とまだまだ現役としては充分に実力を発揮する年齢ではありますが、この歯科医院の後継ぎとなる後継者が現時点ではおらず、これまで築き上げてきた高度な自由診療の技術をこの鹿児島に永続的に根付かせるため、そしてなによりも「大都市圏で開業して生活するより、歯科医師としてこの鹿児島で開業することがいかに幸せであるのか?」を次の若い世代の先生方にも知っていただくため、「後継者育成」に本格的に乗り出すことといたしました。医院継承また当院とパートナーシップを組んでの独立開業を目指したい先生は、是非下記をご一読ください。
1.理事長 江夏 国禎からのメッセージ
当法人は、2020年3月現在、
歯科医師数:2名(常勤)
歯科衛生士数:6名(内 非常勤2名)
受付数:2名(常勤)
トリートメントコーディネーター:2名(常勤)
にて運営しており、単独のクリニックにて現在チェア台数6台の体制にて診療を行っております。
今後、医療法人は鹿児島の地域に根差し、高度歯科医療を永続的に提供できる環境整備に向け、
■ 人材の技術的品質の向上と安定的な雇用
■ 海外研修も含め、常に歯科医師・歯科衛生士が最先端技術を習得できる
経営力の確保
を目指し、経営を次のフェーズへとシフトすることを戦略として掲げております。
そこで、当院の課題としましては、
■ 歯科技術及び歯科医療経営の双方にバランスを保つ継承者の育成
■ 医院継承に向けた、早期からの診療及び経営システムの確立
を必要としております。
上記の理由により、既に経営的に安定している当院を歯科技術的に、且つ、将来に向け安心して継承し、診療をお任せできる人材を切に求めております。
2.当医療法人の“歯科医療機関”としての強み
自由診療をベースとする 「総合歯科医療」のワンストップ提供
技術軸:同一症例に対して、”様々な自由診療の選択肢”を提案・提供できる
多くのクリニックでは敢えて明言はしませんが、先生方の指向性やキャリア、経験してきた環境などにより、歯科医師の「得意分野」は明確に分かれます。
例えば、欠損歯症例については「当院はインプラントが主軸」「当院はデンチャーが主軸」など1つの分野に精通して学ぶケースが多いものです。
1つの手技に対しては専門性が増すものの、患者さんの生活背景やニーズにとって他の手技の方が良いケースがあったとしても、臨床の現場では苦手意識が強くなり、適切な対応ができないことがあります。
当院は、ある特定の手技の重箱の隅をつつくようなレベルアップではなく、
「患者さんの生活と未来にとって最適な医療技術が提供できること」を目的とし、
「あらゆる手技を患者さんの状況に合わせて提供できる技術力」を重視しています。
そのため、例えば欠損に関しては、インプラントだけでなく、高度なデンチャーの手技も重要視すると共に、全顎のバランスを見据えた咬合に対して強いこだわりを持った診療を行っています。
患者さん主軸:歯科恐怖症対応から審美・美容に対するニーズまであらゆる要望への対応
患者さんが歯科医院に求めることは、技術や品質(腕)のことばかりではありません。
技術力は、長期・安定してはじめてその成果が認められますが、そこに患者さんが即座に価値を見出すことはありません。
技術力は、歯科医師にとって「習得していて当たり前のもの」という認識で患者さんに私達は見られていると考えています。
そのため、多くの歯科医師が気づいていないが、患者さん自身は常に困っている状況を解決することも、私達が果たすべき役割と考えています。
通常の保険歯科医療では実施困難な静脈麻酔法・筋肉麻酔法を用いた麻酔鎮静化治療や、「健康と美を本気で追及する」患者さんのための、矯正技術を活かした総合的な審美歯科治療など、患者ニーズを最大限に満たすための取り組みを行っています。
未来軸:歯周治療時点から自費対応し、予防メンテナンスを高次元で実現
自由診療を歯科医師が手掛けるということは、施した治療が長期・安定することを当たり前のものとする必要があります。
そのために欠かせない概念が「予防」ですが、その前段階として、歯周処置から自由診療での施術を行うことで、従来型のただの繰り返し来院させるだけのリコールではない、「未病段階から適切にサポートするための予防医療」を提供しています。
3.当医療法人の“経営組織”としての強み
高品質・高生産性の医療経営システム
医業収入構造
【2020年1月の実績】
保険診療構成比率 : 37.5%
自由診療構成比率 : 60.0%
物販構成比率 : 2.5%
※月間レセプト枚数: 370枚/月
- 安定した新規診療数の確保 & 自由診療主訴の新規患者さんのご来院
- 豊富な診療数を確保しながら、保険主体の野戦病院のような混乱した状況を回避 (品質を重視した治療環境を可能にし、安定した収益性を確保)
- 歯科衛生士の予防体制確立により、紹介患者さんの増加とリピート来院による新たな自由診療のご希望を頂き続ける(歯科医師のレベルアップにとって、必要不可欠な信頼と責任、臨床経験を与えて頂ける)
4.当医療法人の“働く環境”としての強み
心身共に充実したライフ・ワークバランスの確立
将来の経営者を目指す方には、
“個の成長(ご自身の成長)”
に関して
「自主性」と「主体性」を軸とした環境をご提供します。
将来、ご自身でマネジメントされることになる“組織の成長(法人の成長)”に向けて、
① 勤続年数満 5年を目途に、「副院長」に就任
② 勤続年数満10年を目途に、「院長及び管理者」に就任
③ 勤続年数満13年を目途に、「医療法人の継承」・「理事長」に就任
④ 現理事長の江夏は、以後5年間は担当患者の引継ぎサポートとして継続勤務。
満了後、現理事長の引退により、完全継承完了を予定しております副院長就任以降、マネジメントにも徐々にご参加頂く予定です。
5.大規模な医療法人と当院の教育における決定的な違い(差)
マニュアル型教育と個別指導型教育の違い
大規模な医療法人の教育スタイル
■ マニュアル型教育の例 ~ 外部教材の利用 ~ ■
多数の新卒者を「保険診療が可能となる最低レベル」まで育成するためには効率的。 個別の育成を行う時間が短縮できるなどの効果がある反面、個々の弱点に気付きにくい。
当院の教育スタイル
■ 個別指導型教育 ~当法人の教育体制~ ■
1人の若手歯科医師の先生お一人に、理事長及び熟練歯科医師の2名体制でマンツーマン教育にあたります。並行して、左記のマニュアル教育をお受けいただくことも可能ですが、医療人にとって大切な「考え方」「判断軸」「コツ」などを総合的に、あなたの思考の癖や習得状況に合わせてアドバイスするため、「簡単なことはより深く」「難しいことをシンプルに」医療スキルを磨くことができるようになります
6.当院を継承またはパートナーシップを組む意思がある先生へ
今後、当院を継承することを目指されて就業頂く歯科医師の先生に、当法人がサポートの上、担って頂きたいと考える役割は以下のようなものです。
- 自主性・主体性とプロフェッショナルマインド、ホスピタリティを持ち、歯科医師として行動頂く。
- 入社後2年間を通じて、まずは当院の有する歯科医療技術・診療体制の概要を理解頂くと共に、ご自身でも歯科医師としての基本的な医療スキルと知識に自信を持っていただくこと。
- 一般的な保険診療については、品質・スピード共に標準を上回る技術を目指していただき、ご自身の担当患者さんを受け持っていただくこと。比較的習熟しやすい自由診療についても、積極的に学び、チャレンジできる機会を自ら逃さずに獲得いただくこと。
- 入社後、3年目以降は高度な歯科医療技術の習得のために、当法人で実施している自由診療の基軸となる外部セミナーに参加し、学んだ技術を臨床で活かして頂くこと(参加費用は法人にてサポート)。
- 入社後、5年目以降は、当院の“副院長”となって頂き、医療責任者として当院スタッフ全体の医療技術の習熟サポートや教育、指導を実施して頂くこと。先輩歯科医師も全ての患者様を丸投げでお任せすることはしません。高度な技術を要する患者さんはもちろんのこと、症例検討・カンファレンスを実施し、全面的なサポートを実施します。しかし、担当医としての自覚と責任を必ず強く持ち、「絶対により良い口腔環境にしてみせる!」という意思を持ち取り組んでください。
- 入社後、10年目以降を目途に、経営・マネジメントについても学んでいただくと共に、“院長及び管理者”となって頂き、クリニック全体の安定的な医業収益を維持するための要点、スタッフマネジメントのために知るべき人事・労務、経理等の知識などを習得いただきます。院長として従事して頂く方には、意思決定の場にも関わっていただき、最終的な継承に向けた準備に必要な歯科医療以外の能力も高めていただきます。
- その他、通常必要と考えられる人間関係を良好にし、長期雇用のための、スタッフへのアドバイス・サポートについて、常識的な範囲での貢献を期待します。
7.継承やパートナーシップを前提に就業いただく先生へのお約束
共に充実した歯科医師人生を歩む共同体へ
- 医院経営が安定する限りにおいて、安定した報酬をお支払いさせていただくこと
- ご家族とのプライベートなお時間もゆとりを持ち、長く取って頂くこと
- 理事長との良好な信頼関係のもと、ゆとりある継承プランでお互いの人生にとって最善のパートナーシップを築き、スムーズな継承のための努力を惜しまないこと
- 社会における模範となる組織として成長できるクリニックづくりを共に行うこと
- 当院での就業時期については、急ぐものではありません。双方で相談の上、最適なタイミングを検討させていただくこと。
を基本的なお約束ごととしてお伝えさせていただきたいと思います。
もちろん、上記は当院を継承する将来の院長・理事長として、継承をご検討いただくことを期待してのものです。
お互いの人生が、WIN-WINの関係となれるよう、互いをサポートできる関係性を共に構築して参りたいと考えております。
8.当法人に入職後のライフ・プランニング ~ 待遇について ~
【臨床経験1年目:初年度待遇】
契約形態 | 雇用契約(期間の定めなしでの一般労働者としての契約) |
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勤務形態 | 1年間の変形労働時間制を採用(当法人の労働カレンダーに準ずる) ※1年間を通じて、週平均40時間労働となるように勤務時間を設定する制度です。 所定労働時間を超えた部分については、残業代が別途支給されます。 |
月額給与 | 基本給 : 40万円/月(固定残業代20時間分を含む) (内訳:総額40万円のとき 基本給294,500円 生涯設計手当55,000円 固定残業代50,500円) 交通費 : 1万円を上限に全額支給 |
勤務曜日・時間について | 勤務曜日 :月~土(ただし、第1木曜日及び木曜日午後を除く) 勤務時間 :9:00~13:00、14:00~18:00(昼休憩60分) ※ 第2木曜日は午前中のみ院内勉強会、第3・第4木曜日は午前中のみ診療 |
休日・休暇について | 休日 : 第1木曜日・日曜・祝日(年間休日86日) 休暇 : 有給休暇(法定通り・計画的付与による日程あり) 慶弔休暇(当法人の就業規則に準ずる) 有給休暇は法定に準じて支給 |
各種保険について | 社会保険・厚生年金・労災・雇用保険完備
歯科医師賠償責任保険完備 |
【 年支給合計合計額 】480万円(額面)
【臨床経験2年目待遇】
契約形態 | 雇用契約(期間の定めなしでの一般労働者としての契約) |
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勤務形態 | 1年間の変形労働時間制を採用(当法人の労働カレンダーに準ずる) ※1年間を通じて、週平均40時間労働となるように勤務時間を設定する制度です。 所定労働時間を超えた部分については、残業代が別途支給されます。 |
月額給与 | 給与額 : 50万円/月(固定残業代20時間分を含む) (内訳:総額50万円のとき 基本給381,900円 生涯設計手当55,000円 固定残業代63,100円) 交通費 : 1万円を上限に全額支給 |
勤務曜日・時間について | 勤務曜日 :月~土(ただし、第1木曜日及び木曜日午後を除く) 勤務時間 :9:00~13:00、14:00~18:00(昼休憩60分) ※ 第2木曜日は午前中のみ院内勉強会、第3・第4木曜日は午前中のみ診療 |
休日・休暇について | 休日 : 第1木曜日・日曜・祝日(年間休日86日) 休暇 : 有給休暇(法定通り・計画的付与による日程あり) 慶弔休暇(当法人の就業規則に準ずる) 有給休暇は法定に準じて支給 |
各種保険について | 社会保険・厚生年金・労災・雇用保険完備 歯科医師賠償責任保険完備 |
【 年支給合計合計額 】600万円(額面)
【臨床経験3年目待遇】
契約形態 | 雇用契約(期間の定めなしでの一般労働者としての契約) |
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勤務形態 | 1年間の変形労働時間制を採用(当法人の労働カレンダーに準ずる) ※1年間を通じて、週平均40時間労働となるように勤務時間を設定する制度です。 所定労働時間を超えた部分については、残業代が別途支給されます。 |
月額給与 | 給与額 : 60万円/月(固定残業代20時間分を含む) (内訳:総額60万円のとき 基本給469,300円 生涯設計手当55,000円 固定残業代75,700円) 交通費 : 1万円を上限に全額支給 |
勤務曜日・時間について | 勤務曜日 :月~土(ただし、第1木曜日及び木曜日午後を除く) 勤務時間 :9:00~13:00、14:00~18:00(昼休憩60分) ※ 第2木曜日は午前中のみ院内勉強会、第3・第4木曜日は午前中のみ診療 |
休日・休暇について | 休日 : 第1木曜日・日曜・祝日(年間休日86日) 休暇 : 有給休暇(法定通り・計画的付与による日程あり) 慶弔休暇(当法人の就業規則に準ずる) 有給休暇は法定に準じて支給 |
各種保険について | 社会保険・厚生年金・労災・雇用保険完備 歯科医師賠償責任保険完備 |
【 年支給合計合計額 】720万円(額面)
4年目以降は、一般労働者から管理者(マネージャー)、そして経営者へのステップアップを着実に経験いただきたいため、通常の労働契約ではなく、「業務委任契約」として、再度契約を行いたいと考えております。
- 成果に応じた歩合給と、役職や責任に応じた役職給を追加していくことを想定しています。
- 入社後3年間の実績を見て、4年目以降の待遇条件を1年ごとに見直しを図ります。
【臨床経験4年目以降の待遇例】
契約形態 | 業務委任契約(個人歯科医師としての契約) |
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業務形態及び休日 | これまでと同様の診療時間数・休日数 |
契約額 | 年俸制〔前年度の業績及びクリニックへの貢献度により査定を行います〕+ 交通費 |
その他 | 各種保険等、その他の条件は従前の内容に準じます。 |
【 年支給合計合計額 】720万円+業績給(額面)
10.共に豊かに生きるパートナーとして
歯科の業界が競争激化であるという認識が強まっている昨今ですが、今後、個々人が、自分の責任で将来を設計していく時代に入っています。
当院では、全ての主要スタッフが、そのご家族を含め、安定し、安心して一生涯の人生を共に歩めるように、協力し合いながら、自らの人生設計を行える環境づくりを進めています。
今後の不安がなく、更に、本当にやりたいこと、送りたい人生を送れるような生活を共にあなたと実現していけることを願ってやみません。
本資料のみでは、十分に説明ができていない部分もあるかと存じますが、是非、ご自身・ご家族、そして更にその先のことを含めて、共にWIN-WINの人生を歩めるパートナーとして、当院での勤務をご検討いただけましたら幸いです。
当院スタッフ一同、あなたと共に働き、共に幸せを共有できる日が来ることを楽しみにしております。