6月4日は小湊港から出る製豊丸さんをチャーターし、夕まづめの時間帯を狙ったティップランエギングに行ってきました。
毎年5月から6月はアオリイカの産卵シーズンで、大型のアオリイカを狙って江口漁港から出る秋太郎に乗るのが僕の年間スケジュールだったのですが、秋太郎の船長が体調不良で長期出船ができない状態になってしまい、この時期を埋める釣を摸索しているところで、同じ南薩方面から出していて、ティップランエギングで実績があるという製豊丸さんにお世話になることにしました。
15時に小湊港を出港し、およそ20分くらい沖に走ったところで釣りを開始しました。船長から紫系統の餌木がいいとの事前情報で、私はダートマックスの30グラムの紫をチョイスしました。
1つ目のポイントの3流し目に同船した歯科技工士さんにヒット!上がってきたのは800グラムくらいのアオリイカでした。
幸先の良いヒットにこの日は釣れそうな予感に包まれました。
ところがその後は続かず、あたりのない時間が続きました。
僕には全くあたりがないまま、約2時間経過したころに餌木を落とし込んでいる途中であたりがあり、すかさず合わせを入れました。ヒット!
エメラルダスのメタルトップの竿はいいしなりを見せ、ドラグが音を立ててラインが出ていきます。ところがアオリイカ特有のあおるような引きがなく違和感を感じます。あれイカじゃない??しばらくやり取りして船から20メーターくらい先に茶色っぽいものが上がりました。何かと思ったら型のいい35センチくらいのオウモンハタでした。
すこしやり取りを楽しみましたが、本命ではなかったので、気合を入れなおして後半2時間に臨みました。
ところが船内であたりがあったのはこれが最後、僕の竿には一度もイカのあたりは来ず、上がったイカも技工士さんが釣った最初の1杯だけでした。
この日狙ったポイントは水深10メーターから35メーターくらいのポイントが多く、入ったポイントはいづれも魚探にはベイトの反応はすこぶる良かったのですが、イカの反応は渋かったです。残念!
申し訳ないと思ったのか船長が他の船に電話して御土産を用意してくれていて、35センチくらいの真鯛6匹と20センチくらいのカワハギをいただきました。船長ありがとうございました^^