矯正して歯並びは良くなった!! でも、 ・・・
- 1本1本の歯の白さ
- 前歯などの歯のカタチ(形状)
- 歯と歯の間の微妙なバランス感
など、まだまだ見た目が気になる・・・・
そんな女性に、より魅力的な笑顔を提供する
セラミック素材を用いた美と健康を両立させる美容歯科治療について、ご案内致します。
口元の美しさが、貴女の魅力を最大限に引き出す
当クリニックは、鹿児島県鹿児島市 JR鹿児島中央駅の近くに位置する、えなつ歯科・矯正クリニックです。
その名前の通り、矯正治療にも精力的に取り組んでおりますが、当院は決して矯正治療のみの専門ではありません。矯正のみ専門のクリニックでは、歯並びの改善を行われますが、歯を白くしたり、歯をセラミックに置き換えたり、噛み合わせを含めた健康な形状に整えたりということを行うことはできません。
当院は、「矯正」という1つの主軸となる治療法を持ちながら、主に自由診療によるセラミック治療(オールセラミック・メタルフリー治療)、ホワイトニング治療、ダイレクトボンディング治療、インプラントを含めた噛み合わせ治療、
外科的治療などをオールインワンで総合的に行うクリニックです。
したがって、「矯正治療はA歯科矯正クリニックで、セラミック治療はBクリニックで、ホワイトニングはCクリニックで・・・」というお手間は必要ありません。治療後の着色除去や予防メンテナンスに至るまで、アフターケア体制も整備した自由診療型の総合歯科クリニックです。また、矯正治療や審美歯科治療は、必ず院長の診査・診断のもと、その治療に精通した歯科医師と歯科衛生士により施術を行っております。また、当院とパートナーシップを組ませて頂いている歯科技工所に対しても、1人1人の患者さまに合わせてこだわりぬいたやりとりを行い、様々な素材メニューを取り揃え、妥協することなく美しさと健康を追及しております。
① “個”と”全体”のバランス・調和を大切にする歯科医療
歯並びだけ治しても、なんだかしっくりこないと感じるのは、1本1本の
● 歯の白さ
● 歯のカタチ(形状)
● 歯ぐきの位置
など、個々の状態までは矯正治療で改善できないことに起因します。当院は、全体の歯並びを整えることはもちろんですが、その後の1本1本の歯の美しさを整えるための治療をおこなっているため、患者さんによっては「人生が変わった」と感じるほどの変化がみられることがあります。
当院では、患者様お一人お一人の口元の魅力を最大限に高めるべく、“木(個)を見て森(全体)
を見ず”という状況を作りません。むしろ、“葉(より繊細な個々の歯の形態的美しさ)”を見なが
ら、森(口腔内全体の歯並び、スマイルライン、噛み合わせ)そして地球環境全体(全身の健康)
への健康美に目を向けた歯科医療を実践しております。
② 美容のみのクリニックではない健康な噛合わせを重視した治療
意外と知られていないトラブルとして、「矯正治療が終わってから、なんだか頭痛や肩こりがひどくなった・・・」「セラミックの詰めものにしてから、あまり噛めなくなった・・・」など、見た目以外の予期せぬトラブルがあります。歯は、1本1本独立しているように見えて、実は全ての歯が、その他の歯の動きや咬み合わせに大きく影響しており、噛み合わせのズレが全身の骨格のズレなどにつながり、全身の不調に繋がることがあります。また、歯は、髪の毛1本くらいの段差があっても違和感を感じやすくなり、詰め物や被せ物の治療には、かなりの高い精度が求められます。当院は、噛み合わせの治療に関しても専門的に行っており、見た目だけでなく、お口全体のバランスが正常に保たれるよう診査・診断の上、治療を実施しております。
③治療の負担を軽減できる様々な医療体制
【歯の治療が怖い!という方でも最後まで治療を受けられる理由~麻酔技術~】
セラミック素材を用いた歯の色・歯の形状などを整える、いわゆる「歯の見た目を改善する治療」は、部分的に歯を削るなどの処置が必要となるケースが多いものです。しかし、歯の治療に対して恐怖心が強い方や、痛みが苦手という方、心理的な影響や嘔吐反射が強いなどの影響で、歯の治療を受けられない方なども中にはおられます。そんな方でも、当院では「筋肉内鎮静麻酔法」という、一般的に歯科治療で利用される麻酔だけではない、より高度な麻酔を取り扱うことが可能であるため、まるで眠っている間に治療が終わったかのような感覚で、痛みや苦痛の記憶が残ることなく、歯科治療を受けるオプションも選択可能です。もちろん、通常利用する麻酔についても、患者さんからも口コミ等で痛みを感じることがなかったとおっしゃっていただけております。
④安心・安全第一の感染防止対策&医療管理体制
【新型コロナウイルス(COVID-19)等の感染防止対策も徹底】
世界中を混乱させた新型コロナウイルス(COVID-19)など、歯科医院では医療機器・医療器具はもとより、様々な部分での感染防止対策が行われています。当クリニックでは、従来からの歯科医院での感染防止対策のみならず、治療や患者さまのお口の中に利用する全ての水が「次亜塩素酸」という安全性が確保され、かつ、ウイルス・細菌に対しての殺菌力を有する殺菌水になっており、お口の中の細菌数を最小限にしながら、治療を行っております。また、待合室、診療室を空気殺菌清浄装置を用いて空間除菌を行うなど、感染防止対策を徹底しておこなっております。
⑤健康~美まで、あらゆる治療をお任せ頂ける総合歯科医療
「矯正だけ」「審美だけ」「予防メンテナンスだけ」など、専門特化型のクリニックでは、他の治療が必要と判断される場合、また他のクリニックを探すところからはじめなければならなかったり、その分、時間もコストも要してしまうことがあります。一方で、なんでもできるクリニックでは、専門性について心配になられる方も多いのではないかと思います。当院では、院長の江夏をはじめ、専門分野を持つ熟練した歯科医師、そして予防衛生処置に特化した歯科衛生士など、様々な専門分野を持つ国家資格保持者が医療チームを組んで治療や予防メンテナンスに当たっています。そのため、治療中はもちろん、治療終了後の美しさの維持・健康の維持のためのメンテナンスまで、一生涯サポートさせていただくための総合歯科医療体制を構築しております。
患者さんの未来を左右する大切な美しい歯を考える上で、あなたが今困っていること、気にかかっていること、心配に感じていることを私達、歯科医療従事者が「知る」ことはとても大切なことです。
また一方で、正確な情報・知識を理解いただき、貴女が取りうる治療の選択肢やコスト、手順、リスクなどをしっかりと考えていただくための時間もとても大切です。 次の患者さんの処置に追われ充分にお話しができない環境では、充分にお互いの理解や同意が得られた上での治療は難しい。私達はこのように考え、「カウンセリングの時間」を充分に確保する歯科医療をずっと続けてまいりました。カウンセリングを行う専属のコーディネーター、歯科医師、歯科衛生士が一丸となって、貴女の想いを1つ1つ明確にし、真の理想に近づくためのサポートに全力を尽くしてまいります。
誰かから見た・・・ ではなく、
貴女がワクワクする理想の「美」を目指すということ
審美歯科治療は、歯とお口全体の美しさを高めるための歯科医療全般のことを指します。しかし「美しい」という状態は、1人1人その認識が異なります。
当院では、可能な限り、患者様個人が求める美しさを実現するため、充分な話し合いや、状況に応じて「プロビジョナルレストレーション」と言われる仮の状態での再製を繰り返しながら、治療を進めていきます。患者さま個人の理想に合う歯科医療の選択肢をご提案させていただき、お時間・コストなどを考慮いただいて、ご選択いただけるよう努めております。
【美しさを高める歯科治療例】
- オールセラミック治療
- 矯正歯科治療
- ホワイトニング
- ガムピーリング
- プラセンタ
- ヒアルロン酸etc
美しさを維持する秘訣は、”健康の維持”から
当院が目指す真の美しさ。それは「健康美」です。
いかに外観だけが綺麗でも、機能的な弱点があって長期的に維持できない仮初めの美しさというものは、歯の医療行為として認められるものではありません。長期安定を目指したうえでの美しさ、そして、カラダ全体の健康に悪影響をもたらすことがない美しさこそが、私たちが目指す「健康美」です。なにか不安を抱えたまま、最高の笑顔を見せることはできません。
心身共に充実したからこそ得られる笑顔を私達は大切にしたいと考えております。そこで、私たちは外側からだけでは判別できない、目には見えない歯の機能的側面、細菌学的側面、構造的な側面からも、患者さまの健康美に寄与するご提案を行います。
【健康と機能性を高める歯科治療例】
- 咬合精密検査
- 咬合治療
- 口腔内細菌コントロール
- 口臭治療
- インプラント
- 口腔外科/歯周外科
Case Of “I” 過去に矯正治療を経験したことがあるIさんの場合
【術前】当院にはじめてご来院になられた直後の状態 |
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1.ご来院時のお口の状態について
“Iさん”は若いときに歯並びの矯正治療を行いました。しかし、綺麗に並べたはずの歯並びが年々ずれてきて、歯も欠けたり、割れたりしてしまっておりました(【術前】の写真を参照)。
また長年の歯ぎしりによって、歯がすり減り、噛み合わせはずれてきて、歯が欠けたり、割れたりしている歯も多かったのが、初回にご来院時の状態でした。
歯ぎしり等の癖もお持ちのため、単なる矯正治療のみでは、長期的にもまた同様の事象が起こりやすいことが予見されました。
2.Iさんの主訴(ご要望)
Iさんのお悩み・ご要望(医療の世界では“主訴(しゅそ)”といいます)は、「もう一度、歯並びを綺麗にしてほしい」というご希望だったのですが、歯並びだけを整えてもあまり綺麗に見える状態ではありませんでした。噛み合わせを含めた再構成が必要と判断し、セラミックの歯で全体的に綺麗にする方法をご提案させていただきました。
はじめは、”噛み合わせ“といっても「??」と、不可解な面持ちのIさんではありましたが、ご自身のお口の状態をお写真・レントゲン・そしてご自身の歯型の模型など、様々なご自分の検査データをもとにご説明させていただき、何が原因で歯並びが再び崩れ出しているのか?、歯が割れたりする原因がなにかもしっかりとご理解いただくことができました。
3.“プロビジョナルレストレーション”ってご存知ですか?
人間の歯は、長い年月をかけて「現在の噛み合わせの高さ」になっています。そのため、いきなり歯科医師が理想とする歯を入れても、患者さんはとても噛めないし、使えないものです。また、歯科医師や歯科技工士さんは「こんな感じの歯が理想的」と思っても、患者さんはそれが100%気に入るとは限らない。なぜならば、見た目の好みは十人十色で、好みは人それぞれなのです。したがって見た目に関しても、私たち歯科医療従事者が理想的と思っても患者さま本人にとってはそうではないことが多々あります。一般的にセラミックの歯を入れる際に一度は鏡を渡されて、気になるところはないですか?って聞かれても、なんとなく気になるところがあっても「大丈夫です」といってしまうことが多いと思います。
しかし、一度セラミックの歯を入れてしまうと、そこから、歯の大きさや、出っ張り具合、歯の角度や噛み合わせの平面などに関して、大幅な修正はできないので、歯をセットしてからこういう所が気になるといっても後の祭りで、それは目をつぶるしかないのが現状です。
この点を解消するために、当院「えなつ歯科・矯正クリニック」では、審美的要求度が求められる歯(簡単に申し上げますと、前歯などの目立つ部分で個人個人でこだわりや綺麗と感じる状態に差が出やすい歯)や、複数歯の場合、
全顎治療(お口に存在する歯全体)で見た目や噛み合わせなどが大幅に変わる場合には、
「プロビジョナルレストレーション」を使った治療を行います。
プロビジョナルレストレーションというのは、
(1) プロ=「事前に」
(2) ビジョナル=「目に見える形で」
(3) レストレーション=「仮歯」
という意味で、歯科医師と技工士が患者さんにとって理想的と思われる歯並び、噛み合わせ、見た目を作った「プラスチックでできた仮歯」を一旦患者さんの歯にセットして、患者さんに実際生活していただき、見た目、噛み合わせ、違和感、体調などの調子を見てもらい、その気になるところを少しづつ修正していく治療方法です。
このプロビジョナルレストレーションはプラスチックの樹脂でできているため、噛み合わせが高ければ、削ったり、低かったら盛り足したり、歯が大きすぎたら削って小ぶりにしたり、様々な調整が可能な歯です。
患者さんには大抵2週間ぐらい使っていただいて、見た目、噛み合わせ、しゃべりやすさ、違和感などをおたずねし、気になるところをプロビジョナルレストレーションを削ったり盛り足したりしながら、一つ一つ問題点を修正・解消していきます。
この方法は、歯科医師にとっても、患者さんにとっても、非常に手間も時間もかかるものですが、見た目にも、機能的にも、患者さんご自身が本当に納得できる状態へと最大限近づくための画期的な手法となります。
4.治療スタート!(プロビジョナルレストレーション初回(1回目))
Iさんのプロビジョナルレストレーションの1回目の写真となります。Iさんの元々の状態の歯をもとに、それをプラスチックの歯をかぶせて、歯の色、削れているところや、かけているところを主に修正しています。(よくお茶やコーヒーを飲まれる方なので着色が大きいです)
【術前】当院にはじめてご来院になられた直後の状態 |
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【プロビジョナル1回目】 |
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5.プロビジョナルレストレーション2回目
1回目のプロビジョナルレストレーションの情報を元に、歯科技工士さんに2回目のプロビジョナルレストレーションを作ってもらいました。
奥歯の噛み合わせの平面を整え、歯がすり減っていて、歯が真っ平らだったり、噛み合わせが段差になっているところなどを解消していきました。
【プロビジョナル1回目】 治療スタート時 |
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【プロビジョナル2回目】 |
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6.プロビジョナルレストレーション3回目
2回目のプロビジョナルレストレーションを元に最終形をイメージして技工士さんに作ってもらいました。
これでも見た目は十分綺麗でしたが、Iさんが仰るには、上下の真ん中(正中部分)が上下がずれていて、この位置で噛むと疲れやすく、頭痛や肩こりがして、下の顎の真ん中を上の顎の真ん中に合わせた位置で噛むととても気持ちが良く、調子がいいということでした。そのため、そこを踏まえて最終形のセラミックの歯を作製することにしました。
【プロビジョナル2回目】 |
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【プロビジョナル3回目】 |
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7. 術後(治療完了時)
Iさんは、実は非常にお忙しい方で、月に1回くらいしか来院できない状況にありました。また、細かくご要望を頂くことも多かったため、プロビジョナルレストレーションでの修正を約8ヶ月くらいかけて行いました。
その分、Iさんにとっては大満足の仕上がりになったようで、「パーフェクトです!」とのご感想をいただくことができました。
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本治療に要した治療費(参考価格)
プロビジョナルレストレーション1本16,500円〔税込〕×12本、
ハートフルクラウン1本110000円〔税込〕×12本
合計2,838,000円〔税込〕
本治療におけるリスク・副作用等
噛み合わせ・見た目を調整する関係上、天然歯を状況に応じて削る必要があります。また、その間、稀に知覚過敏などの症状が起こる場合がありますが、時間経過と共に改善されることがほとんどです。
治療間隔が開きすぎると、製作していたプロビジョナルレストレーションが合わなくなる場合があり、その場合は別途費用が発生する可能性があります。その他、口腔内や歯の症状によっては、インプラント、歯周病治療などその他の治療が必要となる場合や、治療を実施できない場合もあります。
審美歯科治療を行う上で必ずと言っていいほど用いられるものが詰め物(インレー)・被せ物(クラウン)などの人工歯の素材となる「セラミック」の存在です。セラミックとは、ご存じの通り、食器などの素材としてもよく利用される陶器の素材です。
白く、美しい状態を永年的に維持でき、外からの光も通すため、非常に澄んだ、ピュアで綺麗な白さを実現できます。
一方で、陶器ということはお皿と同じで「割れやすい」という欠点があります。
特に、“噛む”という行為で利用されやすい奥歯など、力がかかる場所では、オールセラミックの素材は、割れてやり直し・作り直しとなってしまうケースが昔は多いものでした。そのため、セラミックの割れやすさをカバーする目的で、写真のように内面に金属のフレームを用い、その外周にセラミックを焼き付けて製作する「メタルボンド」と呼ばれる被せ物が、昔のセラミックの被せ物の主流でした。
金属を用いることで、「割れにくく」「頑丈に」はなったものの、もともと審美的な目的で利用したいセラミックの特性を阻害する欠点が現れたり、また、金属そのものがアレルギーを引き起こすことがあることなども知られるようになり、新たなセラミック素材が歯科業界でも模索され続けてきたのです。
写真のメタルボンドのように、金属を用いることで引き起こされるリスクやデメリットは、
1. 金属アレルギーを生じさせる危険性があり、頭痛や肩こりなどの不定愁訴(原因不明の症状)を引き起こす可能性がある。
2. 時間がたつにつれて、金属部分が酸化・腐食し、歯ぐきの黒ずみ(ブラックタトゥー)を生じることがある。
3. 金属が外部からの光を遮断することで、オールセラミックと比較すると、少し黒くかすんだ白さに見えてしまうなどがあります。
~最先端セラミック~
えなつ歯科・矯正クリニックでは歯をきれいに修復する材料として、強度に優れ、生体親和性が高く、光の透過性に優れた「ジルコニア」と呼ばれる人工ダイヤモンドの組成が組み込まれたオールセラミックを使用しております。
資料提供:フェイスラボ
Zirconia All Ceramic System の特徴
- 審美を追及する患者さんからの満足度がメタルボンドと比較して相対的に高い。
- 金属アレルギーやメタルタトゥーを引き起こす心配や不安がない。
- 生体親和性(体の拒絶反応なくなじむ状態)が非常に高く、歯肉退縮(歯ぐきが下がり、歯が長く見えるようになること)もほとんどない
- 同じ白さが永続的に持続する(変色しない)
- 金属の被せ物とは異なり、静電気を帯電しないため、歯垢(プラーク)やバイオフィルムなどが付着しにくく、むし歯になりにくい
自然な美しさの決め手は、「光の透過性」にあり
資料提供:フェイスラボ
歯科医療におけるセラミック素材について
人造宝石(人エダイヤモンド )と 知られているジルコニアは、 現在多くの医療分野で利用されています。
たとえば、人工関節や人工耳などに応用されている実績ある素材です。
このジルコ ニア素材を歯の内部構造として使用できるようになりました。
「白い金属」とも言われるジルコ ニアには、 以下のようなこれまでのセラミック素材にはないメリットがあります。
①金属のように強く、 且つ、色が自く 、光を透過する
②腐食することがない
③生体に対して優しい (生体親和性が高い )
より具体的に旧来のセラミック素材と比較すると、下記のようになります。
①構造
A ポーセレンクラウン (旧来のセラミック) |
B ジルコニアクラウン (新世代素材) |
②審美性
1)ジルコニアクラウンは、ポーセレンクラウンよりも光の透過性に優れており、透明感を持っていて天然派による近い美しさを表現できる。
2)ジルコニアクラウンは、歯ぐきとセラミックのつなぎ目付近が黒く見えない
③安全性
金属アレルギーを心配される方には、金属を使わない治療も可能になりました。アレルギーを心配される方には朗報です。 金属アレルギーは金属イオンが溶け出し、生体内のたんぱく質と結合してアレルゲンとなることにより発生します。
ご存知ですか? 金属アレルギーのリスクについて
歯科治療用金属では一般的に
- パラジウム
- ニッケル
- コバルト・クロム
- 水銀
が問題視されます。しかし、 一般的にアレルギーを引き起こしにくいと言われる金・白金の中で、金でもアレルギーを発症するケースも見られます。
日常生活で金属製品を使用することが避けられない現在社会。 その中で最近、金属に触れることにより重篤なアレルギー性接触皮膚炎を生じることが問題となつており、 これを 『金 属アレルギー』 と呼ばれています。
特に装飾品として直に身に付ける時計や眼鏡、イヤリング、ネックレスなどにかぶれてアレルギーを生じるケースが少なくありません。
なかでも、 女性が良く使用するピアスは、その罹患の危険が高く要注意です。
このよう な金属や、 非金属であるレジン、ハイブリッドセラミック、セラミックなどの非金属も、 歯科治療においては重要な修復材料の一つであり、 歯科治療においてはその使用を避けて通れません。 金属修復物は、 口腔内に長期間装着され機能するわけですから、 だ液をはじめ、様々な酸性度をもつ食品などの過酷な口腔内条件で生物的、 化学的に安定していることが最も大切な要件です。
しかし、多くの金属は、様々な形態の腐食や機能的磨耗などによって金属成分の溶出を生じ、 これが体内にイオンとして取り込まれてしまうため、 免疫成分としてのアレルギーを引き起こすことになります。
そのため、 歯科治療時には、 金属アレルギーを引き起こさないよう、 治療方法や使用金属については細心の注意が必要となります。
アレルギーへの意識変化とジルコニア素材
現在の日本人は食の安全という問題から発して、 回腔内に入れる補綴物に対してアレルギーが少なく 安全であるものが良いという意識が強くなってきました。同時に、できるならば、歯は白いものであるから、すべての歯を自くしたいという願望があるのだと思います。
自分の歯だから大事にしたい、アレルギーが少なく、白く、丈夫で長く持つ歯が欲しい。
そんなあなたにお勧めしたいのがジルコニア素材のオールセラミックです。