歯科衛生士からの
ワンポイントアドバイス
病歯周病とは、歯磨きが下手だからとか歳をとったからなる病気ではなく、歯周病菌による感染症なので人が生まれつき持っている菌ではありません。つまり、歯周病菌は人にもうつるし、自分もうつされてしまうんです。同居している家族や恋人間では特にうつりやすくなりますので、除菌治療を行う場合は、ご家族の方も一緒に歯周病の細菌検査を受けられることをえなつ歯科ではお勧めいたします。
見た目だけでなく、体の最初の消化器官である口は、毎日の食事をしっかり消化するための必須なものです。美味しく食事をし、しっかり栄養を摂るためにもお口の老化を防いで美しい唇、健康な歯や口腔内を保ち笑顔に自信を持ってもらいたいです。
歯ブラシを当てる時は、歯ぐきの境目に毛先を当てて力を入れすぎずに一本ずつ磨くようにしてください。力が入りすぎると、綺麗に磨けない上に歯ぐきを傷つけますので注意して下さい。
歯と歯の間は、フロスや歯間ブラシを使ってください。歯ブラシだけでは歯と歯の間のプラーク(細菌)は落としきれないからです。
歯間ブラシは隙間の大きさでぴったり合うものを選んで使い分けるようにしましょう。合わないものを使うとプラークが落としきれなかったり、歯ぐきが下がる原因になります。
表側だけでなく、歯の裏側からも通すとよりプラークの落ちがよくなり、綺麗なお口の中になります。最初は慣れないかもしれませんが、頑張って練習してみてください。
●ポイックウォーター
ご自宅でも使える除菌水を販売しております。
この除菌水というのはタンパク質を分解し、歯の表面につくプラーク(歯垢)の中にいる細菌を殺菌する効果を発揮します!
もちろん人体に安全なことが証明されています。
●オーラループ
オーラループという口腔内ジェルで歯をコーティングします。
配合されているポリリン酸の働きにより、歯石の沈着防止やタバコのヤニの除去、歯の表面をコーティングして汚れをつきにくくしてくれる作用があります。
またリン酸化オリゴ糖カルシウムとポリリン酸の静菌効果により、口臭を軽減することができます。
オーラループはポイックウォーターといっしょに使うと一層効果的です。
当院では、キシリトールガムを継続的に摂取することもお勧めしています!
みなさんキシリトールが歯にいいということは今までも耳にしたことがあると思いますが、なぜ甘いキシリトールが歯に良いかご存知ですか……?
1.口腔内細菌に対しての非発酵性
砂糖を摂取した時、口腔内のpHレベルは急速に低下し、歯のエナメル質の脱灰が生じます。キシリトールは口腔内細菌によって全く発酵されませんので酸は生成せず、pH値も変化しません。
2.虫歯菌の成長抑制
キシリトールは歯垢とその中の虫歯菌を減少させることがユリビエスカのキシリトールガムでの研究などで実証されています。このような効果が実証されている甘味料はキシリトールだけです。
3.歯質の再石灰化の促進
キシリトールは唾液の分泌を刺激し、それによって口腔内のカルシウムレベルが増大し健康な歯の脱灰防止と再石灰化効果を促進することにより、虫歯の発生を防止することがWHOのフランス領ポリネシアでの研究などで実証されています。
4.口腔内細菌の非順応性
非う蝕性の甘味料も継続的に摂取し続けると、口腔内の細菌が順応して砂糖と同様に発酵され、酸を生成することが知られていますが、キリシトールだけは他の甘味料と異なり、10年以上継続的に摂取しても全く口腔内細菌は順応しないことが、数多くの研究で実証されています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
9:00〜13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ― |
14:00〜18:00 | ○ | ○ | ○ | ― | ○ | ○ | ― |