歯科医療と保険診療

進化を続ける歯科医療

日本人は、歯周病やむし歯の罹患率（病気を患っている率）が高いというお話をしましたが、一方で実は日本の歯科医療技術は非常に高く評価されています。
元来、手先の器用な日本人は歯科医師としても実力が高い方が多いのです。
しかし残念ながら、その技術を発揮できる機会が少ないという課題もあります。

患者様にとって常に最善・最良の医療を提供したい！

tooth15_01 日本では国民皆保険制度により、健康保険による医療の実施が基本となっています。
医療は毎年、すさまじくその内容や品質・レベルが向上し続けていますが、保険診療には厳格な施術のルールが定められており、その内容は戦後からほとんど変わっていないのが実情です。
したがって、単純な保険診療では最高の医療を受けるということは難しいと言わざるを得ません。

もちろん、「病気で困るという状態を脱するための医療」という観点において、日本の保険制度は非常に素晴らしいものです。
しかし、より自分自身の健康を高めるため、より自分の魅力を高めるための医療としては内容が追いついていないというのが実情です。

私たちは保険制度の制約にとらわれることなく、常に最善・最良の医療を提供し続けるために、国内に留まらず、海外の知見や最新の情報を常にキャッチアップし、個々のプロフェッショナルのレベルを向上し続けています。
技術職であること・医療職であることから、私たちは常に学び続けることが必要な職種です。
日本において、最高に満足していただける医療品質を常に提供し続けるために、新しい医療についてはその安全性を十分に確認し、多くの方にご提供したいと考えております。