9月1日は東京の神田で開催されたソクラテスの会という、インプラントのスタディグループの勉強会に参加してきました。

いま日本では歯を失ったら入れ歯やブリッジをする人が多いですが、アメリカやヨーロッパの先進国では歯を失ってしまった場合の第一選択はインプラント治療になっております。

その理由は入れ歯やブリッジは残っている歯に過剰な負担をかけてしまうことにより、結果的に残っている歯を失う原因となってしまうからです。

例えば右下の6番7番を失って、入れ歯をその部分に入れた場合、金具をかけた5番の歯は半年もたたないうちにぐらぐらしてしまい、1年もたたないうちに抜歯に至ってしまうことは臨床の現場ではよく見かけることです。また同じようなケースで入れ歯を全く使っていない方も同様でやはり残っている歯がぐらついてきたり、歯が折れたり割れたりして、結果的に歯を失う方が多かったりします。

もちろん適応症例を選ぶ必要がありますが、患者さんの歯を守るためにインプラント治療を今後とも深く学び、患者さんに安心安全のインプラントを提供していきたいと思います。