IPSG

IPSG研修会と多忙な一日

土曜日診療18時終了後車を飛ばして鹿児島空港に向かい19時10分の飛行機に乗って今週も東京に行ってきました。

日曜日は朝からIPSGの稲葉先生と石原先生のコラボセミナーに参加してきました。今回もいい学びがたくさんありました。「歯科医療の目的」などは私が常日頃から実践していることとほぼ一致していたのでとても共感いたしました。

 

保険診療と自費診療の違いについても詳しいお話がありました。

私の歯科医院にもいろいろな患者様がいらっしゃいますが、保険診療簿義歯を入れてしまったことが原因で、バネ(金具)をかけた歯が次から次へとダメになり、結局総入れ歯になってしまったり、咬合が全く分かっていない歯科医に噛みあわせが全くあっていない、義歯やかぶせもののの治療をしたがために顎関節症になってしまい苦しんでる方なども多く存在いたします。じゃあ自費ならいいのかというと単に素材が異なるだけで本質的には保険の義歯となんら変わらない義歯やかぶせものも後を絶ちません。

稲葉先生が言われるように歯科医療の目的をしっかり追求しながら、本質的な本物の歯科医療を提供できるように精進するのみです^^

 

17時にセミナーが終わりちょっと休憩してから19時より経営者としての自分を鍛えるセミナーを受けてきました。それが終わったのが20時30分、それからホームページ業者と打ち合わせをし、21時40分から高校時代の親友と会って、お茶をしてホテルに帰ってきたのが12時30分、急いでシャワーを浴びて寝て5時30分に起きて8時5分羽田発の飛行機で鹿児島に帰ってきました。帰ってきて11時から診療だったので、さすがにちょっと疲れましたね^^でもとても充実した週末でした。

第5回稲葉繁&石原明コラボセミナーに参加してきました。

2月17日は東京でIPSG代表の稲葉先生の研修会と経営コンサルタントの石原明先生のコラボセミナーを受講してきました。

稲葉先生に今回お話しいただいたのは、 稲葉先生が『これまで歩んできた歴史』、そして、『これからの歯科医院経営』についてです。

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稲葉先生より「最初の出発点を間違えないように。 ボタンの掛け違いをしたまま最後、終わるころに気づいてももう遅い。 なぜなら、出だしを間違えると50年間間違ってことをしてしまう。 なので、できるだけ、早い時期に質の高い治療を身に付けていただきたい。」とのお言葉をいただきました。

歯科医師歴50年の稲葉先生のお言葉はさすがに深いです。

稲葉先生は44年前の 開業当初からただ安いだけで、質が低い保険診療は一切行っておらず、患者さんにとって最善の治療を考え、自費診療で質の高い治療を行ってきました。

稲葉先生がいつも口にする言葉はドイツ語ですが「DAS BEST ORDER NIGHTS」です。日本語に訳すと「最善か無か」です。「患者さんには中途半端な治療はせずに最善の治療のみを行うべきだ。」というのが稲葉先生の考えです。

いろいろなご意見をお持ちの先生方はいらっしゃると思いますが、「私自身最善の治療のみを患者さんに行う歯科医師でありたい」と、切に願います。

 

午後からは石原明先生のセミナーでした。今回のテーマは

◆歯科医院の組織化とスタッフの教育についてです。
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組織化?
ってなんだろう。 10人とか20人とか組織が大きくなったら考えるものなのかな・・・ ぐらいしか思い浮かばなかったので、
「何人からが組織なのでしょうか?」
と質問させていただいたところ、
「2人からです」
え~!!って感じで、急に他人ごとではなくなりました(@_@;)
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私たちは歯科医師としては一流ですが、経営や組織運営に関してはあまり学んだことはありません。歯科医院を取り巻く環境の中で、スタッフや組織がきちんと機能しているかどうかという事はとっても重要になってきます。
と、お話しをいただきました。

歯科医師としても経営者としても、患者さんやスタッフのためにまだまだ勉強しなくてはならないことが山ほどあると感じた1日でした^^

3週連続で東京に勉強会に行ってきました^^

1月27日はまたまた東京にIPSGの勉強会に行ってきました。テーマは前半が稲葉先生の「高齢者の口腔管理」後半が経営コンサルタントの石原明先生から歯科医院経営についての勉強会でした。最近勉強会が止まらなくなってきております。1月は休みが5日あったうちの4日間勉強会でした。

学生時代は正直勉強がそんなに好きな方ではありませんでした。でも昔不勉強だった分、今勉強会にいくと義歯や咬み合わせや顎関節用などは、勉強すればするほど奥が深くて、おもしろくなってしまい、ついつい止まらなくなってしまいました。もともと一般歯科治療や、矯正治療、小児歯科治療は得意な方でしたが、咬み合わせや顎関節症などを勉強すると、さらに今までの一般歯科治療、矯正治療、小児歯科治療がさらに深みが増して、それがとっても面白いのです。ちょっとマニアックですが、うちに来た患者さんにはみなさんここに来てよかった^^と喜んでいただけるので、またそれも嬉しくてさらに勉強してしまうのです。

最近は遠方の患者さんもたくさん来ていただいており、鹿児島でも屋久島などの離島や獅子島、出水、指宿、鹿屋、国分、大根占町、宮崎の奥の方から片道3時間以上かけていらっしゃったり、熊本からも来院していただくようになりました。

なかなか予約が取れなくてご迷惑をおかけすることもありますが、それでも当院を選んで来ていただく患者さんに感謝しつつ、皆さまの少しでもお役にたてるように今後も勉強を続けていきたいと思います。

さて、現在日本人の80歳の方のお口の中に何本歯が残っているかご存知ですか?8020運動というのがあるので20本と答える方がいらっしゃいますが、正解は5~6本です。8020運動というのは80歳で20本歯を残していれば、なんでも食べれて、健康な老後が送れますよという、一つのスローガンです。

ではなぜ日本人は80歳までにそんなに歯が抜けてしまうのでしょうか?稲葉先生曰く、これは日本の健康保険制度に原因があるとのことでした。日本の歯科の保険制度は戦後歯がぼろぼろでものが食べられない人がたくさんいて、その人たちをとりあえず、噛めるようにするためにできた制度で、歯を長期にわたって残すための制度ではないとのことでした。

 

日本の保険制度では虫歯ができれば、歯を削ってつめて、神経を取って、被せて、歯が抜けて部分入れ歯になって、そのうち支えていた歯がだめになって総入れ歯になって行く、そんな悲惨な方が多いこと!

ちなみにフィンランドでは食後にキシリトールガムをかむことが法律で義務付けられていて8028を目指しているそうです。またスイスをはじめとする国々では予防のみ保険が適用で、治療はすべて自己責任の自費治療なので、みなさん予防に力を入れるそうです。

私は日本でも一日も早く、予防に力がいれられる時代が来ることを望んでおります。それまではせめて目先のことだけを考えた治療でなく、長期的な視野で見た、最善の治療を受けられることをお勧めいたします。

 

 

 

IPSG(包括歯科医療研究会)研修会に参加してきました

8月25日診療終了後東京に飛んで、26日の朝からIPSG(包括歯科医療研究会)研修会に参加してきました。

ちょっと解説しますと

IPSG(包括歯科医療研究会)とは1994年 ドイツ・アルゴイ地方の歯科研修において産声をあげ、 前日本歯科大学教授 ・稲葉 繁先生

のご指導のもと会員約200名歯科医師、 歯科技工士、デンタルスタッフが学際的 ・包括歯科医療を学び、 会員相互の研究発表を通じて、より充実した歯科医療の確立を目的とするスタディグループです。

「【 Das Beste Oder Nichts (最善か無か!)】「医療とはその時代を反映した最高の材料と最良の技術が患者様に反映されなければならない」

 医療が最善の方法が実行されなければならないことは、言うまでもないことであり、 医療には保険も自費もない。

”良質の医療を提供するために、私達歯科医師は常に前向きに研修を重ね、 情報交換し、国民の健康を守っていかなければない”」そのような趣旨の勉強会です。

私は3年前に鹿児島に開業し、虫歯予防や歯周病予防、歯並びが悪くなることの予防や、介護予防に全力を挙げて取り組んでまいりました。それはそれなりに成果を上げてきており、患者様にも大変喜んでいただいております。しかし、一方ではどうしても歯を抜かなくてはいけない方はまだまだいらっしゃって、そのような方々が義歯を選択された場合、現在の健康保険内の義歯では金具をかけた歯が次々となくなって、加速度的に総入れ歯に近づいていく姿をよく見かけます。「何とかしてあげたい」という気持ちが日に日に強くなり始めました。そのような折、金具をかけた歯が揺さぶられて抜く歯をこれ以上増やさない入れ歯であり、諸外国の中でも入れ歯においてもっとも技術が進んでいるとされる、ドイツの入れ歯(リーゲルテレスコープ)に出会うことができました。

この技術は本当に素晴らしいものであり、この技術を身につけている方は南九州はおろか、九州全土を探してもほとんどいらっしゃらないのが現状です。その技術や真髄を身につけ、1人でも多くの患者さんの歯が抜けることの予防をするために、現在月に2回ペースで足しげく東京に勉強しに行っているのです。

実は、歯科治療先進国・ドイツでは、「テレスコープ」という入れ歯を使っています。 これは、保険の部分入れ歯と違い、維持装置に金属のバネを使わず、「はめこみ式」の 装置を使った入れ歯のことを表します。テレスコープの入れ歯の歴史は1886年に始まり100年以上の歴史があります。 その間、ずっと改良、進化し続けて現代にいたっているため、非常に精密で、歴史のある入れ歯として高い評価を得ています。

IPSGグループでは、諸外国の中でも入れ歯においてもっとも技術が進んでいるとされる、ドイツの入れ歯(リーゲルテレスコープ)を取り入れています。 これは、費用はかかっても質の高い、長持ちのする治療を受ける、ドイツ人の考えから生まれたものです。日本では合わなかったり壊れたりすると何度もつくりなおしをしますが、 このドイツの入れ歯は一度作ったら、修理しながらずっと使うことが可能です。

IPSGの顧問、稲葉繁先生がはじめてドイツからリーゲルテレスコープを紹介してから30年近くになりますが、当時治療した患者様の入れ歯が、30年たった今もしっかり使われていることをみても、ドイツ人の入れ歯の技術の凄さがわかります。

今回のテーマは「支台歯形成の極意」でした。しっかり身につけてきたので早速診療に生かしていきたいと思います!

帰りの飛行機ではものすごいきれいな富士山が見えました。なんかご利益ありそうですよね^^