2014年 2月 の投稿一覧

マイクロサージェリーを目指すための切開と縫合の基礎研修

2月16日「マイクロサージェリーを目指すための切開と縫合の基礎研修」に参加してきました。

マイクロサージェリーって皆さんご存知でしょうか?マイクロサージェリーというのは顕微鏡を使って行う微細な手術のことです。通常外来で行われる一般治療ではあまり必要なものではないのですが、外科も極めていくマイクロサージェリーの知識や技術が必要になってきたりします。私としましても「口腔外科」を標榜するからには外科の最新テクニックには常に情報のアンテナを張り巡らし、鹿児島でも日本の最先端や、トップレベルの歯科医療を提供できるように勉強を続けておりまして、今回は微細な手術を行う上においての切開の仕方の基本や、縫合の仕方の基本を学んできました。

今回講師の先生は私と同じくらいの年代の先生で、大阪でマイクロサージェリーに特化した先生でした。講師の先生いわく「マイクロサージェリーは世界でも日本しか行われていない技術で、まさに世界の最先端分野といっても過言ではない領域」とのことでした。

私は浪人生時代に受けた地元の歯科医師のあまりにもずさんな抜歯治療を受け、数度にわたってとてもいやな思いをさせられたことがありました。その経験から歯学部に入学した時から「私が歯科医師になったら抜歯だけは絶対にうまくなろう!」と心に誓っておりました。鹿児島大学歯学部卒業後あらゆる歯科領域の腕を磨き、技術力を高めるために、とにかく日本で1番患者さんが多く、1番ハードで、もっとも鍛えられる新潟に本拠地を置く徳真会松村歯科に就職しました。徳真会松村歯科は日本全国で二十数件、ロサンゼルスや中国にも歯科医院を持つ日本一の歯科グループで年中無休の歯科医院でした。ユニット数は1軒につき約10台以上、駐車場台数は約50台の鹿児島県にはなかなか見られないような大規模歯科医院でした。1日の患者さん来院数は約100名、これを2名の歯科医師で見るような体制でした。ですから就職して1年目から毎日50人くらい患者さんの診療を行うのが日常茶飯事で、多い時は1日70名という職場環境でした。ドクターは月に6日の休みで、そのうち4日間は様々な分野の歯科医療技術に関する1日研修会があり、実質の休みは月2日間しかありませんでした。しかしこのハードな環境こそ私が求めていた環境で、人より遠回りをして大学に入学した分「1日も早く歯科医師として患者さんを総合的に診れる知識と技術を身につけたい」ただ一心不乱にそのことだけを追い求めてきました。徳真会にいるときはただひたすら目の前に来た患者さんを治すために日々格闘し、先輩方に教えを乞い、講師の先生に教えを乞い、清書を読んでは次の日の診療に応用する毎日でした。ところが1年もそのような生活を続けると歯科の一般外来で来る患者さんはどの分野の患者さんが来ても余裕で診ることができるようになり、1年目の後半からは一般診療の上に取った矯正治療や、インプラント治療、精密義歯治療などの高度な専門的歯科治療分野も手掛けるようになっておりました。

鹿児島大学歯学部を卒業して1年後に私は徳真会松村歯科の若手のエースとして新規オープンの徳真会松村歯科第二長岡市医療所の院長に就任いたしました。そのころたまたま同期で大学卒業後大学病院に残った友人に会う機会がありました。話を聞くと大学病院は患者さんの数が少ないので1日がすごく暇で、教授の学会発表の準備をしたり、学生の出席を取ったり、実習の手伝いなどをしていることが多く、患者配当があまりなく、1日1人患者さんを診ればいい方で患者さんがいない時は1週間に3人くらいしか患者さんを診ていない、ということでした。単純計算で行くと僕と彼の1年間で症例数や経験値はたった1年間で約50倍の差がついたことになり、「就職前に日本全国探してあえて厳しい道を選んでよかったなー」って改めて実感することになりました。

話を戻しますと、私は徳真会に入社してまずは基本的な保険診療を勉強する中で特に重要視したのはまさに”抜歯”の技術と”義歯”の技術の完全マスターと、様々なケースの応用力をつけるためにとにかく症例数を重ねることに勤めました。毎日100名くらい入っている予約帳を見て抜歯などの外科治療、義歯の治療があるときはすべて印をつけて私が担当するようにしました。抜歯と義歯だけで1日20症例くらいはあったのではないでしょうか。簡単なケースから難しいケースも事前に下調べや準備を十分したうえで、果敢にチャレンジしていきました。何せ勤務日数が多いのと、一日の症例数が半端なく多かったので、半年もすると症例数は3000症例くらいになっており、どんな症例が来ても、スムーズにスマートに治療することができるようになりました。あれから14年の月日がたち、もう今では細かく数えてはおりませんが、症例の数は数万症例を超えました。今では患者さんにとっていかに侵襲を少なく処置できるか、いかに患者さんに痛みや恐怖感を与えないで治療することができるか最大のテーマであり、今でも日々試行錯誤をしながら追及している毎日です。それぞれの専門分野の世界のトップレベルには技術的にはまだまだ及ばない点が多々ありますが、私の強みは一般歯科、矯正歯科、口腔外科、小児歯科、精密義歯、顎関節症、インプラント治療のすべての知識と技術を総合し、総合歯科医という立場や観点からどのような治療が患者さんにとって最善なのか、またどのような予防をすれば、今後患者さんが虫歯や歯周病や、歯の欠損や顎関節症にならなくてすむのか、などを中立な立場から診断し、治療計画を立案できるところにあると考えております。

今後ともそれぞれの歯科医療分野の最先端知識や技術を研鑽しつつ、それらの総合力を発揮し、鹿児島の患者さんの少しでもお役にたてるように頑張っていきたいと思います。

 

インビザラインスタディクラブin沖縄

2月9,10,11日の日程でインビザラインスタディクラブ出席のため、沖縄に行ってきました。

出席されたのはインビザラインの症例数の多い先生方で、みなさん自分たちが診た難しい症例を持ち寄り、お互いディスカッションをすることによって、さまざまな手法やテクニック、リカバリー法などについて学びあいました。春にはインビザラインはG5といいまして新機能が追加され、さらに症例の幅が広がるようです。まだまだ進化し続けるインビザライン矯正治療、しっかり私もついていけるように勉強していきたいと思います。今年はシンガポールで学会もあるようなので、そちらの方にも出席を予定しております。

研修会終了後もとぶ漁港から善海丸http://www.motobu-fishing.com/にて夜釣りのメガ太刀魚釣りhttp://www.motobu-fishing.com/menu/hairtail.htmlと、ディープティップランエギングhttp://www.motobu-fishing.com/menu/egi.htmlに行く予定でしたが、風が強く、海が大荒れだったため、出航ができず、泣く泣く釣りできずに鹿児島に帰ってきました。残念!

野間池のクロ釣り

遅ればせながら2月6日は医院がお休みだったので、野間池港から美代丸で今シーズン2度目のウグロ瀬に渡してもらいました。

前回ウグロで隣で釣っていた名人達の釣りを見て、ウグロ瀬の釣り方や装備、仕掛けなど、いろいろ改善すべき点があったため、今回はそこを踏まえていくつか事前準備を整えました。改善点としましては、1、ウグロは瀬渡ししておろしてもらうポイントから実際釣るポイントまでかなりのでこぼこ道を5~10分くらいかけて登り下りしなくてはならないため、荷物をできる限りコンパクトにすること、2、ウグロは足場があまり良くないため、ピトン打ちの竿立てと、タモ網立てがあると便利なのと、バッカンをそのピトンに結び付ければ誤って落とすことがないということ、3、ウグロのクロはハリス2号、タナは2ヒロ以内で釣れるが、潮の状況によって、遠投しなくてはならない場面もあったりして、たくさん釣るには様々な対応力が必要であること、4、満潮になるとタモ網の長さが5メートル以上ないと網が届かないということ、でした。

出航時間は朝7時、天気は小雨で風が強い状況でした。潮は小潮で干潮が5時12分、満潮が11時16分の上げから下げに変わる潮まわりでした。ウグロに渡ったのは僕ともう一人の2名でした。僕は前回名人が釣っていたポイントに入り、同じような釣り方で釣ってみるのですが、潮が逆向きだったせいか全く潮と仕掛けが同調せず、最初の2時間は全くあたりもない状況でした。ところがもう一人の方は前回僕が釣っていたポイントに入り、早くも2枚クロを上げておりました。このままではいけないと思い、少し場所を移動し、前回釣ったポイントの近くに投入し遠投釣りに釣り方に変更してみました。すると一発で浮きが消し込み待望の40センチオーバーのクロを仕留めることができました。

その後は一進一退で11時までに同じサイズのクロをあと3枚追加しました。いづれのクロも2週間前よりアベレージサイズが明らかに大きくなっており、かけた後は引く!引く!前回からシュミレーションしていることもあって、前回よりはやり取りを楽しみながらタモ入れができるようになりました。

その後11時ころから下げ潮に変わり、それまで釣れていたクロがぱったり当たらなくなりました。雨は降っているし、風は吹いているしで、結構つらい釣りだったので、僕は少し早めに切り上げて、釣った魚を締めて納竿しました。

今回はAコープさんに魚をさばいていただき、初日は刺身と鯛茶漬け、クロのアラの味噌汁にし、2日目は刺身とカルパッチョサラダ、クロのアラのガーリック焼き、鯛茶漬けにして堪能しました。やっぱり寒グロはどんな調理をしても極上でした^^