顎顔面矯正治療セミナーに参加してきました

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9月16,17日の日程で大阪に顎顔面矯正セミナーに参加してきました。

不正咬合というと一般に前歯の叢生や前突、被蓋の程度や臼歯のかみ合わせを連想します。たしかに不正咬合を理解するうえで前歯や臼歯の関係を把握することは重要ですが、その基盤となる歯槽骨や顎骨、頭骨、頚骨、上肢帯、それらを取り巻く筋をはじめとする軟組織(形態)、これら諸器官の連携に関与する機能についても把握する必要があります。また、子供の不正咬合では形態の発育や機能の発達の過程、その程度を把握する、言わば、「不正咬合の成り立ち(からくり)を理解する」ことも重要なことです。

発育期の矯正治療は、問題のある個所を特定して、通常の発育に戻すこと(発育のコントロール)が基本となります。これらは顎顔面矯正治療と呼ばれ、歯並びのベースにある歯槽骨や顎骨、頭骨、それらを取り巻く軟組織までを考慮した一連の治療の進め方です。そのコアとなる上顎骨と下顎骨は構造や携帯だけでなく、発育パターンも異なりますので、それぞれに合った装置と治療法を選択する必要があります。

本コースでは、顎顔面矯正治療の進め方について、矯正装置の製作と使用法を習得すると共に、不正咬合の病因病態論、治療論(診断と治療計画)、予防論について、最新のデータやエビデンスをもとに知見を深める目的で企画されております。

えなつ歯科・矯正クリニックでも開院当初より、歯並びが悪い方の成人矯正を行うだけでなく、歯並びが悪いお子さんや、歯並びが悪くなることが予測されるお子さんに対して、緩徐拡大装置を用いた予防矯正や、舌のポジションを改善することによる、悪臭壁の除去や上顎骨及び下顎骨の成長促進をコントロールすることによる反対咬合の改善。、篩骨洞温熱トレーニングによる、上顎骨の成長促進と骨格改善、あいうべ体操などで口呼吸を鼻呼吸に改善し、口腔周囲筋を鍛え、正常咬合に導く治療を行ってきました。また1期治療から2期治療への連続治療や、透明なマウスピースを用いたインビザライン矯正も8年前から導入しております。さらにインプラントアンカーを用いたインプラント矯正治療も行っております。

今回の顎顔面矯正は今まで僕が行ってきた矯正治療と考え方は全く同じ治療方法なのですが、アプローチの仕方が異なり、正中口蓋縫線を拡げる急速拡大装置や、上顎骨を前方に発育させる前方牽引装置、臼歯部の歯軸を立てたり、舌側傾斜を改善するリンガルアーチなど、僕の今までの矯正治療ではほとんど使ったことない装置を使った矯正治療であり、道具が増えると、臨床の幅をさらに広げることができるとできると思い、ワクワクしながら研修会に通っております。

4か月にわたって、1日8時間を計8日間大阪で開催されますので、しっかり勉強して、鹿児島の皆さんの治療に役立てていきたいと思います。

→鹿児島市の歯科医院 えなつ歯科・矯正クリニックのホームページはこちら

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